台風の雨で、ランニングもできねぇなぁ～という時にタイミングよく
始まったので、なんとなく観ました。
80年代の芋っぽい時代設定ｗ
志田未来、桜庭ななみ、山谷花純が当時の
「僕」目線のあこがれの「お姉さん」っぽくて
まぶしかったというのもありますｗ
今の人生をリセットして、17歳に戻ることができたなら・・・
というIF形式
＊自由に生きている
＊バリバリ仕事をしている
＊家庭を守っている
全く境遇が異なる、この三者が、それぞれ、現代で行き詰って悩んでいます。
そして、過去の17歳に戻るのですが、そこでも、
＊親との葛藤
＊将来の受験の恐怖
＊恋愛の悩み
などで、結局若い頃も、悩みフリーではなかった事を思い出すんですよね。
そして、それぞれが、「こうだったらよかったのに」という
人生をやり直して、20数年経つのですが、
家庭を夢見た自由人は家庭の厳しさを
仕事を夢見た家庭人は仕事の厳しさを
それぞれ知ることになって、
どの境遇、どの世界、どの時代にも、
一定の悩みと幸福が同じ割合で存在しているという
結論を知ります。
三者は、元の時代に戻って、
元の自分の生活をやり直すというオチなんですが、
押し付けがましい教訓もなく、
あぁ、そうだよなと、すんなり共感できる
良作に感じました。
ドラマ中にシーンとして出てくる、
金色の夕焼けに輝くバルコニー
女の子の浴衣と花火と海
etc・・・
「美しい」瞬間は、どんな悩み多き人生の中でも確実に
おとづれていて、それを通り過ぎずに
きちっと感じ取れる事は重要だよなと改めて感じました。
写真は、僕の実家近くの堤防沿い。
僕が中学生の頃に見た、あるいは感じていたであろう景色と同じものです。
