NHK日曜美術館 オディロン・ルドン「幻想の闇と光」

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テレビを見るようになって、数日たった頃、
偶然つけたときにみたのがこの
NHK日曜美術館 オディロン・ルドン「幻想の闇と光」
です。これで、一気にテレビが好きになりました(W


思い返せば、小学校の頃から、
こういう系統のイラストが好きだったんですよね。
よくよく考えたら、僕のダークで、ネクラ(W)なモノクロは
大道等を知る前から、性分として昔からあったものだった!

たとえば、ジュールベルヌの「海底二万里
子供向けの翻訳本だとダサい挿絵になるので、
わざわざ、ちょっと高級だった、
福音館古図書出版の原作の挿絵を使ったものを
入手しては、かっこいいなぁ~~~っとめでていました。

片っ端から、ジュールヴェルヌの原作挿絵が見れる本を買い集めては、
当時、すでに、絶版になっていた
悪魔の発明」「オクス博士の幻想」「月世界に行く」
の三冊の在庫はないのかと、
創元推理社に、年賀状のあまりで、直筆で手紙で問い合わせた記憶が!
確か、中1の頃。丁寧に、「在庫ありません。すみません。代わりに図書目録送ります」
みたいな返事が出版社から来たな。たしか。

その後、創元推理文庫や、社会思想社から出ているアドベンチャーゲームブック
(今で言う、アドベンチャーゲームの本版!)の銅板画のような、
渋~いモノクロSF挿絵にはまって、一時、挿絵買いしていました。

当時、コピーして、プリントごっこを使って、
年賀状の挿絵の元ねたにしたこともあったあった!
うわぁ、よく、そんな記憶、眠ってたな(W

そんな、少年期の
興奮を、ふっと思い出させてくれたのが、
このルドンの作品。

特に、初期の頃の、やや屈折した、モノクロ時代が特にいい。

それにしても、幻想文学や、こういう絵画が好きだったのを
10年ぶりぐらいに思い出しました!
一時、いっぱい持ってた書籍なんかは、
ほとんど全部転売しちゃって、
手元に残っていません。
キルヒャーの世界図鑑とか怪しかったよな!

もう一度、ボツボツ買いなおしたいなぁ。