つげ義春の漫画がダイスキってのは、何度かお話した事が
あると思います。
一番有名な
「ねじ式」
はもちろん、
「やなぎや主人」に流れる退廃と厭世観
それを強烈に印象付けるハイコントラストな風景
に、当時、浪人中だった僕は、
相当打ちのめされたのを覚えています。
いい意味でも悪い意味でも。
そして、なんとも、カッコイイストーリーと
雰囲気なのが、
「海辺の叙景」
クライマックスの暗い、雨の降っている海での
シーンは、
何度読み返しても、せつなく、
ずっと、近づけないままの、二人のはがゆい距離感を
見事にあらわしている傑作なんですよね。
もう、40年も前の作品なんですが、
これほどCoolな雰囲気をかける漫画家がいるのなら
教えてほしい!
今回のフォトは、海辺の叙景で僕が感じた、
独特の雰囲気を僕なりに、作ってみました。
ピンとこられた方は是非つげ義春を!
ピンとこないけど、つげ義春は当然好きってのは
ごかんべん(W
他のもの、大きい画像は
http://photohito.com/user/10169
にて