趣味としての写真とそうでない写真

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息子が、近所のお母さんにもらったといって、
子供たちの集合写真を持って帰ってくる。

なんという事のないみんなが、集まって、
こっち向いて、
ピースをしている写真。
おそらく、撮りきりカメラか、コンデジ
構図も、露出もあったもんじゃない。
みんないたので、シャッターを切りましたって写真。


子守に来てくれている
母親(祖母)が
えらく気に入って、

お父さん(僕)の写真より、
よっぽどいい写真!
ちゃんと、みんな、こっち向いてて、笑ってて、
こんな写真を撮ってほしいわね~

とまぁ~ぐさぁって来るというか、
ガッカリ(W)なコメント。

ニコパチ写真とか、飽きてくるし、
面白くないやん

といいながらも、
オレの写真は、果たして、単なる独りよがりなのかも
と怖くなる。

すると、僕が、読んでいる最中の
森山大道論」
を手にとって、

「何がいいのか、ピンとこないなぁ。なんか、汚いし。
花や、自然の方が、よっぽど共感できるわ」

との事(W)

少し安心した。

巨匠ですら、
うちの母にかかったら、なんだかよく分からん
趣味の写真を撮る人。


でも、芸術・・・もとい趣味的な写真の、一般的な世間の感想は、
似たようなものなのかも。

と成ると、森山大道の写真を見て、説明無しでも、
なぜだか、直感で、最初からカッコイイと感じてしまう感性を持つ僕は、
幸運だったのか、はたまた、独りよがりなのか。


あと、もうひとつ論争になったのが、

写真を撮るのはいいけど、
いちいち、人にみて~なんて、
強要したりしなや~

って事。

これも、えぇ~!
ってびっくり。

写真は、私的なものと、他の人に見てもらってナンボというものの
二面性があると考えていたので、
ばあちゃんの、趣味は、自己満足の為にあるもので、
他人との共感、共有ありきではないという発想と衝突。

まぁ、こんな話で互いの主張を論破しようと盛り上がるのも、
凄く久しぶりで楽しいもんだ。



で、
趣味炸裂の写真を少しアップ。
いいんです。
こんなのが撮りたい気分だったんですよ(W)