最近の小学校や中学校には塩酸はかろうじて存在していても、
硫酸、硝酸は設置されていない。
塩酸も面白いんだけど、
化学薬品のすさまじさを知るには、硫酸の怖さは格別。
薬包紙に濃硫酸をたらしても
さほど、変化しないが、水を一滴入れると「パカッ」と
音が聞こえるぐらい一瞬でこげて穴が開く。
グラニュー糖にくわえると、
熱を出しながら、あっという間に炭化。
壮絶なのが、濡れタオルに硫酸
まさに、「ジュー」と音を立てて、
何重にも重ねたタオルが、一気に底まで貫通し、
炭化した黒ずみがこんもりと山になる。
コレだけ、すさまじいパワーをライブで目の当たりにしたら、
薬品を丁寧に扱おうという気持ちも
しっかりと芽生えるハズ。
でも、やんちゃな子が説明も、聞かずに
振り回したとしたら・・・
硝酸は、簡単に爆薬の元になるし、
ヤッパリ、公教育の場から消えるのも
いたしかたなしかなぁ~。