今日は、日曜参観。
息子と一緒に工作を楽しんできた。
工作といえば、小学校時代、超得意科目で、
模型マニアだった事を思い出す。
小学校2年~5年の4年間で、大和の模型だけで6回作った。
なんせ、学校では、まだ、「フエキのり」しか使い方を習っていない。
当時の模型は、今の、はめ込み式みたいな、軟弱なものはほとんどなく、
小2の頃は、バリバリに液体接着剤をはみ出させながら、
つめ先で、小さな部品を、直に、バキバキ「もいで」、組んだもの。
特にお気に入りだったのが、1/2000のモデル。
¥100にしては、完成度が異様に高く、同じものを2回作った。
一日¥30の小遣いを上手にためて、
別売モーターなんかも買ってたなぁ~。
まだ、ギリ、サンタクロースが来ていた「小3」のクリスマスには、
靴下に入りきらない、巨大な「大和」が!
大騒ぎで、親を起こしたりして、とにかくうれしかったなぁ~。
難しすぎて、組めなかったけど・・・
田舎に長く帰省したとき、高校野球をつけて、三ツ矢サイダーを飲みながら、
薄め液のにおいをぷんぷんさせて、艦艇にむらまみれで、色を塗る。
完成後、タニシや、蛍がいっぱいの、家の前の小川で、進水式。
おお、懐かしい思い出がバンバンでるな。
それだけ、模型マニアだった、私も、小6の、中学受験勉強を境に、ばったりと、
勉強一色に。
それから、再び模型に手を出すことなく大人になってしまう。
3年前、1/700の大和を徹底的にこだわって作りたいというプロジェクトが、
私と、教え子の模型マニアの二人で盛り上がった事があった。
ぐうぜん立ち寄った、大型量販店で、セミプロの作った、
1/700のカスタム完成品を見たのがきっかけ。
ルーペで見落としてしまう、小さなところに、ちゃんと、数ミリの、手すりが
付いていたり、髪の毛より細いワイヤーでアンテナ線として、張り巡らされている。
主砲も、小さいくせに、エッジがやたらとシャープで、硬質な感じ。
すべて、エッチングパーツや、アフターパーツ等で実現可能な
カスタムだと知る。
1mm以下のところまで、手抜きが無い、むしろ、1mm以下の所にこそこだわりを注いでいる
その完成品を見たとき、
「こんな、趣味のジャンルがあったのか!」
とにわかに、色めく!
いつもの癖で、まずは徹底的な情報収集からスタート。
組み方のコツの雑誌、HPから、オプション品の入手方法まで、
調べていくにしたがって、底なし沼的なこだわりの「深さ」と、途方も無い「予算」
と、かかるであろう「時間」にいつの間にかお腹がいっぱいに。
結局、艦船模型プロジェクトは、情報収集中に、満足してしまって、
棚上げ状態。
また、マイブームに火が付く日がくるのかな?
息子が、もう少し大きくなったら、一緒に作りたいな。