陰翳礼讃258 心配事の3%は必ず起こる

人生は苦である

生きづらさは人間のデフォルト

気疲れしやすくいつも疲れてしまう

脳がネガティブな情報に意識を向けやすい

ヒューマニズム=自分が欲するものを他人にも与える態度

幸せな環境なのになぜか幸せを感じない

ポジティブな情報ほど長持ちしない=快楽の踏み車

何が起きても幸福は高止まりしない

嫌なことはあとまで残る

良いことはすぐに忘れる

生きづらさを感じるほうが生存に有利

できるだけ臆病になるのが最適解

不幸ではないが生きる意味も感じられない

どれだけフォロワーが多かろうが心が満たされない

富裕国ほど不安障害が多く健康を損なう

悪口に怒りを覚え、失敗をいつまでも恥じるのは哺乳類でヒトだけ

反芻思考

いったん忘れた過去の失敗や未来の不安を頭の中で何度も繰り返す

一ノ矢は6秒しか持たない

未来に明るい展望が抱けず全てから逃げたい

自分が裏切られないかどうかを予測する

どのようにみられているかを予測し期待されたとおりに振る舞う

現実よりも物語を重んじるように設計されている

物語を唯一の現実と思い込みそれに気づけない

他人の何気ない言葉に傷ついて頭から離れない

行動を縛る悪法を把握する

悪法に対処する方法を学ぶ

=自己をならう

苦しみ=痛みx抵抗

現実に対して積極的に降伏する

今は降伏と洒落込もうでないか

最高の状態

判断力や共感力、好奇心を存分に発揮できるようになった姿

他社に寛容で物事の判断がうまく高い幸福感を保ち続ける

失敗したらどうするべきか→より良くするにはどうするべきか

苦しみをこじらせる人はすべてを自分ごとに捉える

自己をなくすなど死んだも同じではないのか

幸福も不幸もない、ただ、いっさいは過ぎていきます

虚無の心

経験を実践的な知恵に変えるのがうまい

幸福を直接の目的にしない場合にかえってその目的が達成される

世の移り変わりに抵抗するのではなく、変化に服従するのでもなく

停止と観察を繰り返す

物語が苦を生むメカニズムを理解した上で

わたしとは生命の維持機能がもたらす明滅であるという感覚を

養い続ける