夜の公園のど真ん中に不自然に置かれたレトロな椅子
いっつも気になる壁にびっしりと映る木の陰
公共の掲示板に刺さっているあまり画鋲に当たる強い直射日光と濃く伸びた影
深夜の忘れ傘は暗闇で場違いに白く浮かんでいます
金網と室外機のエッジの共鳴はいつも心地よく
自分の影を重ねます
このレトロ椅子
一旦は隣の溜池に捨てられたかのように浮かんでいたのですが
後日誰かが回収したのかちゃんと元の場所に戻ってました
てか君の元の場所はどこやねん!?
「死は生まれる前の場所に還るだけ」
この言葉の真意を最近考えることがあります
これほしいんですがなかなか安くならんのよねぇ・・・