記録写真#759 机バンバン小木曽先輩 復讐ではなく和解する選択はなかったのか

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α99+SAL5014

 

半沢の総集編があるってので、

早めに予定を切り上げていそいそと自宅に戻り

どっちが先にシャワーを浴びるかで

娘と一通り喧嘩して負けた後w

エアコンをガンガンに掛けて

番組を7年ぶりに観ました。

 

www.tbs.co.jp

 

ほとんど内容を忘れていて、

あぁ、そうやったという連続です。

ここまできれいに忘れていて

再び楽しめるとか、

昔見たドラマって全部そうだったりして。

 

改めて感じたのが、

必殺仕事人、水戸黄門や遠山のきんさんの現代版なんですよね。

悪を懲らしめてスカッとしたい庶民の願望を叶える系

でも実際の庶民の明日からのストレスは決して解決しないという・・・

 

時代劇だと抽象度が増すので純粋に楽しめるのですが、

サラリーマンだと、実際のリアルな自分の身に置き換えて

考えてしまうので、当時ほどには楽しめないなと。

 

机バンバンの小木曽先輩をギャフンと言わせるのが

中盤の見どころなんですが、実際の庶民は

机バンバンされる防戦一方で、じわじわとメンタルを弱らせて

眠れない夜を過ごすしか無いんだよな。

 

ドラマの中では悪はやっつけられる

でも現実はそうはいかない

 

これがあまりにも多すぎて、白々しく感じちゃうんですよね。

 

どうせなら、理不尽が起きてしまうのは回避不能として、

その矛先がなぜ他人ではなく、自分に来るのか、

やっつけるのではなく、かわす、ガードの仕方がステキなドラマを

観たい気がします。

 

向かいのバズる家族のオチ・・・一見すごく深刻そうな

闇深い事件が、実は大したことのない思い違いやすれ違い

で平和でした、ちゃんちゃんのほうが、

ざまあみろ、ムカつくやつ、土下座さしたったわ

より気分がいいです。

 

観たくない理不尽をあえて

ホラー映画感覚でみるのも「たま」にはありなのですが

「たま」だからいいのであって、基本イライラしがちな世の中で

理不尽が日常化している時代にわざわざみるもんじゃねぇな。