ロットリング600 3in1 マットブラックが届いて
普段使いを開始しています。
とりあえず初回は、純正ロットリングインクを使用。
純正インクは古いタイプの油性インクで、ダマができるんですよね。
懐かしい書き味ですが、低粘性のインクに慣れていると
しんどいな。
リフィルは標準4Cなので、こいつには極細リフィルを入れて
細字専用にしようかなと目論見中。
感心したのが、このグリップの接合面。
新作の600 3in1はなんと、継ぎ目は分離できない
一体型なんですよね!
ラピッドプロなんかは、せっかく剛性が高いのに
この継ぎ目でほんの少しカクつくのが
嫌だったので、このアイデアはお見事!と思います。
しかし、旧600マルチペンの塗装ハゲ具合がいいですね。
真鍮ボディーのブラック塗装はこうでなきゃ!!
60~80年代のまだ一眼銀塩カメラボディーが金属製だった頃の
「レトロモダン」デザインがむしろ今最旬ですね。
同じマットブラック塗装と言っても、
年代ごとに微妙に異なっていて、
なおかつ、使い込んで変わる質感もモデルによって
異なります。
最新の3in1は粒子感がちょっと荒く、マット感が強いですね。
塗装面が厚くなかなか地肌が見えてきにくいかも?
基本的にマルチペンのペンシルユニットはあんまり使わないのですが、
職業柄、消せるペンシルは、いざという時の保険になります。
シャーペン+ボールペンのいわゆるシャーボタイプ文具って、
高級ラインとしては需要が少ないからか、
現行モデルでは比較対象は案外少なくサクラの004ぐらいしかありません。
そんなにブームになって売れ筋の中心になるとは考えられない
こういうニッチな所で完全新作を作ってきたロットリング社はさすがですね!
ネームも彫り込んだので、転売することなくw
一生モノとして付き合っていきたいと思います。